匠の技を磨く
在来工法による家屋の建築
ここで私たちの匠の技をご紹介します。建築現場は佐久市入澤にある木継様のお宅。いわゆる在来工法による建築。施工は依田木工です。平成19年度の施工です。
土台工の状況です
クレーンにて梁材を吊り上げ、2階部分の桁にはめ込みます。梁の仕口が二階材の桁の部分びピタリとはめ込まれる。この寸分狂いの無い瞬間瞬間がたまりません!
梁と桁を組み込んで、渾身の力でかけやを振り下ろす匠。梁組がとうとう完成しました。
梁組の完成です。達成感溢れる匠の表情。とくとご覧あれ。上棟式には護地餅が撒かれます。家の四隅に撒かれた護地餅を拾うと、運が良くなるとか、次に家を建てられるとか言われています。
内部の梁の様子です。しっかりと組まれていて少々の地震などにはびくともしません。近年は大手住宅メーカーのプレカット工法による建築が盛んなのですが、こうした我が国に古くから伝わる在来工法の技術を受けつないでいくことも、また重要なことだと私たちは考えています。
木継邸の現場研修
梁に挑戦!
土台・柱・桁に挑戦
赤松の伐採
平成20年1月19日~20日
先祖が植えた木で家を建てることを目的に、佐久市切原の赤松林において樹齢120年の樹木を伐採。10名の会員が参加しました。赤松が大地に当たり跳ね上がる姿は、ものすごい迫力でした。